寒さやストレスに負けない体調管理を~身体を温める
暦の上では、立春を迎え(2022年の立春は2月4日(金)〜2月18日(金))春が始まりました。日の入りが遅くなり春が近づいていることが感じられる日々ですが、今日は、東京にも大雪の予報が出ています。まだまだ寒さ厳しい日が続きそうですね。身体を冷やさないように暖かくして過ごしましょう。
また、新型コロナ感染症の感染者数が過去最高となっているこの時期は、感染予防対策により注意をはらいながら毎日を過ごしたり、外出を自粛されている方も多く、これがストレスの原因となっていることもあります。ストレスは、自律神経のバランスを崩し血の流れを滞らせるので身体の不調を引き起こすことが多々あります。
冷えやストレスによる不調
肩こり、腰痛、頭痛、関節痛、寝不足、むくみ、胃腸の不調、便秘、肌のトラブル、疲労感、だるさ、生理不順など人によって感じる不調は様々な症状となって現れます。
身体を温めて体調を整える
暖房の効いた部屋の中にいても身体が冷えていることがあります。手や足先が冷たく感じることはありませんか?これは冷えで血流が滞っているのです。日常的に身体を温めるように心がけましょう。
できることから始める
★散歩や家の中でできる軽い運動を行う。
筋肉がほぐれ身体が温まり、血流もスムーズになります。
★毎日の入浴で湯船に浸かる。
身体が温まり、身体の隅々まで血が巡ります。
★温かい食事を取る。
冬の時期は身体があたたまる鍋物がおすすめです。
★マッサージや鍼灸で心身ともにリラックスする。
リラックスできる時間はストレスの改善にも繋がります。
自宅でお灸を
外出が難しい方や家でリラックスしたい方には、簡単にできるセルフお灸がおすすめです。
簡単に探せるお灸のツボを紹介します。
★初心者向きの万能のツボ「合谷(ごうこく)」
親指と人差し指の骨の交点から人差し指の指先へ向かって谷のようにくぼんだところです。押すと軽い痛みがあります。
首や肩のこり、頭痛、目の疲れ、鼻みず・鼻づまり、喉の痛み、胃腸の不調、生理痛などの改善に効果があります。
最初は、一日1回から試していきましょう。
お灸は、自分で手軽にできるようになり、密かなブームとなっています。今は専門店だけでなくドラッグストアや通販でお灸を購入することができるようになりました。お灸の種類も増え、香りのついたお灸や煙の出ないお灸、また火を使わない貼るだけのお灸もありますので、色々と試してみるのも楽しそうですね。
ゆったりとしたお灸タイムは、身体があたたまるのと同時にリラックス効果のあるひとときともいえます。
当院では、その方の症状にあった詳しいお灸の方法などもご説明しますので、お気軽にご相談ください。