「ふはりお灸講座」冬は寒邪(かんじゃ)から身体を守る

寒邪(かんじゃ)が活発になる冬

東洋医学では、自然界の気候変化を六気

それが過剰に変化して人に影響を与え病気の原因となるものを六邪といいます。

人の身体に影響を与える六邪(風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪)のうち

冬になり気温が低くなると寒邪が活発になります。

寒邪が首や肩から身体に侵入するとゾクゾクする悪寒や頭痛、冷え、関節痛、発熱等の症状が生じます。

さらに身体の奥深く寒邪が入ると腹痛や嘔吐、下痢を引き起こしてしまいます。

 

寒邪に負けない身体作りを

十分な睡眠やバランスの良い食事など

規則正しい生活で抵抗力のある身体を保てるよう日頃から気を付けましょう。

最近はファッション性を重視して、寒くても薄着という方が増えていますが

この時季は、身体を冷やさないような気温に合った服装をすることが大切になります。

そして、外出時は首や手を冷えから防ぐためにマフラーや手袋を忘れないようにしましょう。

 

身体を温める

寒邪の侵入を防ぐには、身体を冷やさないことです。

冬の健康法は身体を温めることがポイントです。

三陰交(さんいんこう)へのお灸で温かい身体へ・・・

内側くるぶしの一番高い場所から指4本分上がったところにあります。

温かくしてお休みください💤