「ふはりお灸講座」梅雨の花「紫陽花」

梅雨に入りました。雨が似合う紫陽花が生き生きとしています。

毎日同じ場所を歩いていると紫陽花の色の変化が気になってしまいます。

紫陽花は花の色が変化するため、「移り気」や「浮気」といったネガティブな花言葉がありますが、反面「辛抱強い愛」「乙女の愛」などポジティブな花言葉もあります。

近年では、これらのポジティブな花言葉から、母の日の贈り物としても人気が高まっているそうです。

紫陽花は、この時季から7月頃まで雨にも負けずに色鮮やかに咲いているので梅雨の花とも呼ばれています。

シトシトと雨の降る歩道で頭をもたげて咲いている紫陽花にあうと、元気をもらえるような気持ちになりますね。

紫陽花の花のように見える部分はガクと呼ばれる葉が変化したものです。この小さなガクが集まって丸い紫陽花を作っているのです。

また、私たちの目を楽しませてくれる様々な色は土壌の養分で変わります。

土の養分が酸性なら青色、アルカリ性ならピンク色になると言われていますが、最終的には、どの花も赤やピンク色に変わっていきます。

長い梅雨の間、紫陽花の色の変化を楽しみたいですね。

急な雨に降られて身体が冷えたら湧泉(ゆうせん)へのお灸で身体を温めましょう。

足の指を曲げて凹む場所、足の中央に当たります。