寒さから身体を守る
晩秋となりました。
今年は秋が短いせいか、木の葉の色付きが遅く
紅葉シーズンがこれからというところも・・・
関東周辺では、今週末に紅葉の見頃を迎えるところが多くありそうですね。
紅葉スポットでは賑わいが予想されます。
暖かくしてお出かけください。
冬はエネルギーを浪費させないように過ごす
季節は緩やかに進んでいますが
冬の訪れが遅くなっても気温は変化しているので油断は禁物です。
また、乾燥や低温で調子を崩すことが増えてきます。
冬は、動物が冬眠をするように人もエネルギーを浪費させないように
身体を暖かくして心穏やかに静かに過ごすことが望ましいとされています。
冷えで腎の働きが弱くなる
古代中国から伝わる五行説によると、冬は腎と大きな関わりがあると言われています。
腎は、身体の水分調節や成長を司る役割があります。
身体が冷えると腎の働きが弱まり、肩・腰・膝のトラブル、冷えや夜間尿、むくみなどの
不調が現れます。
また、腎が傷つくと老化が促進されてしまいますので、
冬の冷え対策は十分に気をつけましょう。
腎を元気にする食材
腎の働きを補う食材は「黒い食材」です。
黒ごま、昆布、黒豆、海藻類などです。
身体を温める食材、生姜、にんにく、ニラ、かぼちゃ、ネギ、人参、ごぼうなどと
一緒に摂るのがお勧めです。
冬の不調を改善する
すでに不調を感じている方は、鍼灸施術がおすすめです。
肩こり、腰痛、肘・膝の痛み、むくみ、下半身の冷え、生理痛、胃の不調、頻尿など
冷えからくる不調全体に効果があります。
鍼灸施術では、それぞれのツボを刺激して身体を内側から温めます。
冷えが改善すると、血流が促進され身体全体に栄養が届けられるようになり
不調の改善に繋がるのです。
これから空気の乾燥がより強まってくると感染症が流行してきます。
身体を温めて病気に負けない身体作りを心がけましょう。