三月の歌舞伎座

雨がぱらぱらと落ちていますが、歌舞伎座の周りは(劇場の中はもちろんですが)いつものように活気に満ちています。そのエネルギーをわずかでも分けてもらえるように周囲を歩いてみました。

3月3日に「三月大歌舞伎」が幕を開けました。歌舞伎十八番のひとつ「助六縁江戸桜」(すけろくゆかりのえどざくら)が上演されています。助六を演じるのは市川海老蔵さんです。

こちらは「義経千本桜」(よしつねせんぼんざくら)渡海屋・大物浦の段(とかいや・だいもつのうら)。平知盛を演じるのは片岡仁左衛門さんです。

歌舞伎座の歴史は古く、開場は1889年(明治22年)。火災や震災で再建を繰り返し、現在の歌舞伎座は5代目に当たります。

1980年ころまでは歌舞伎以外の催しも行われることもあったそうですが、その後、例外を除いては歌舞伎を通年で興行するようになったそうです。

瓦屋根や欄干などの建物の景観は代々引き継がれています。

 

舞台での役者さんたちの動きはかなりハードですよね。迫力のある立ち回りなどを観ていると、アスリート並みの体力がないとひと月の公演をこなすのは厳しいのではないかと思わずにはいられません。

それ故に役者さんたちは身体のメンテナンスもしっかりとされているようです。鍼灸治療をそのうちの一つとして取り入れている方も多いようです。

疲労回復や怪我の後遺症などにも鍼灸治療は効果的です。

午後から冷えてきましたね。今日は陽陵泉(ようりょうせん)のツボにお灸をどうぞ

代謝を高めて身体を温める機能を回復させます。(膝の外側にある飛び出た骨の下のくぼみです。)