天気は身体や心に大きな影響を与える。冬の場合は?
今日も抜けるような青空!朝、太陽の下を歩くと一日のエネルギーを浴びた気がして元気が出ます!
逆に雨の日や曇り空だと明るい気分になるのが難しいような気がしますが、皆さんはいかがですか?
梅雨時や季節の変わり目の不調など、天気は身体や心にも影響を与えることが多々あります。同じように冬にも「冬季うつ病」と呼ばれる病気があります。
「冬季うつ病」についての記事がありました。(村田 晃:心理学博士・臨床心理士)
・冬季うつ病の症状は?
「冬季うつ病」もうつ病の一種なので、その症状は一般のうつ病と同じといえますが、ただし特徴的な症状も挙げられています。例えば以下のものです。
イライラ感
疲労感/エネルギーの低下
過眠
炭水化物を多く含む食品を非常に食べたくなる
体重の増加
・診断基準は?
1.うつ状態が毎年特定の季節に始まり、特定の季節で治まる。
2.以上の状態が過去2年間続いている。つまり、通常のうつと違って「季節的要因」がはっきりしていること、また一年だけの症状では確定的な診断には至らない、ということです。
・原因は?
まだ決定的なことは分かっていないものの、以下の要因が関係していると考えられています。
1.体内時計の変調
秋・冬の日照時間の減少が体内時計を変調させ、うつの気分をもたらす。
2.セロトニンのレベルの減少
日照時間の減少が、脳内の化学物質(神経伝達物質)の一つで気分に影響するセロトニンを減少させ、それがうつを引き起こす。
3.メラトニンのレベルの変調
季節の変化が、睡眠や気分に関係するホルモンであるメラトニンのバランスを乱す
健康な毎日を送るためには、規則正しい生活と睡眠がポイントのようですね。
今日のように晴れた日には思いっきり光を浴びておきましょう!!
このような身体の不調が続くときは、医療機関の受診と合わせて鍼灸治療をお試しください。
心も身体もリラックスができ元気が取り戻せます。