「ふはりお灸講座」明日から雪がチラつく「小雪」(しょうせつ)・・・「冷え」が気になる季節です。
二十四節気「小雪」(しょうせつ)
色鮮やかに染まった木の葉が散って雪が降り始める季節です。
本格的な雪が降るのはまだ先ですが、寒さ対策に一層気を付けたい時季です。
冬の冷えは「腎」に影響を与えやすい
「腎」は生命の活動源であり元気の元と言われています。
「腎」は身体を温め、水分代謝やホルモン系、生殖や老化、成長や発育に影響があります。
冬の冷えは「腎」に影響を与え「腎」を消耗させます。
腎が消耗すると身体の抵抗力が低下してしまい、様々な不調を引き起こしてしまいます。
肩こり、腰痛、生理痛、むくみ、疲労感、トイレが近い、膀胱炎、胃腸の不調などの症状が現れます。
身体の中から温める
温かいものを食べる。
これは基本ですが、同時に血の巡りをよくする食材
黒豆、黒ゴマ、プルーン、きくらげ、玉ねぎ、海藻類、牡蛎、エビ、ニラなど・・・
黒い色の食材が良いと言われていますので、積極的に摂りたいですね。
むくみを解消する
冬になると毎年むくみに悩まされるという方。
腎が弱り水分代謝が低下したことでむくみが現れることがあります。
お灸で余分な水分や老廃物を体外へ排出してむくみを解消しましょう。
太渓(たいけい)へのお灸は身体を温め腎機能にエネルギーを与え働きを活発にします。
内くるぶしとアキレス腱の間のへこんだ場所にあります。
湧泉(ゆうせん)へのお灸を同時にするとより効果があります。
湧泉(ゆうせん)で湧き出たエネルギーは太渓を通り身体全体に運ばれます。
新陳代謝を活発にしてむくみを解消します。