「ふはりお灸講座」雪模様
真冬のような寒さです。外へ出たら雪が舞っていて震えてしまいました。春の不安定な気候に振り回されないように気を付けましょう。
雪景色の草津。
ご近所の歌舞伎座は、3月公演の千穐楽です。1か月の公演は本当にあっという間ですね。
その「千穐楽」とは、歌舞伎や演劇、相撲などの最終日を言います。千穐楽を縮めて「楽日」(らくび)「楽」(らく)とも言われます。また、一つの公演で地方を巡業するときに、最後の公演地の千穐楽公演を「大千穐楽」(おおせんしゅうらく)とも言います。元々は江戸時代の歌舞伎や大相撲で使われていた言葉だそうです。現在では演劇や興行では日常的に使用されています。
「千秋楽」でなく「千穐楽」と表すのは、江戸時代の芝居小屋は木造だったため火事に見舞われることが多く、立て直すまで芝居ができないことが多かったからだそうです。火という文字は避けられ、縁起の良い亀という字を代わりに使っていたそうです。
現在では、木造の劇場はほとんどなくなり「千秋楽」の表記も一般的に使われています。 千穐楽の公演は特別感があり、人気公演ではチケットは早々に売り切れになるそうです。
昨日、私も千穐楽公演を観劇する機会に恵まれ、沢山のエネルギーを浴びてきました。
外は、予想外の寒さになっています。体調を崩さないように寒さ対策をしっかりとしましょう。
そこで、今日は、三陰交(さんいんこう)へのお灸を。血行を促進して新陳代謝を活発にします。冷えを改善して内臓の働きを高めます。
暖かくしてお過ごしください。