「ふはりお灸講座」 ”桜前線”北上中

同じ種類の植物で開花日が等しい地域を線で結んで地図上に表したものが、天気図の前線とよく似ているので「開花前線」と呼ばれるようになりました。このうち桜の開花日については「桜前線」と呼ばれています。

「桜前線」はメディア(新聞や放送)が使い始めた言葉で気象庁の公式用語ではないそうですが、1970年代後半から1980年代初めにかけて一般に広く定着していったそうです。それ以前は、気象庁では桜前線のことをさくらの開花予想の等期日線図(とうきじつせんず)といっていたそうです。参考:NHK放送文化研究所から

桜前線が北上するのと並行して、花粉の飛散ピークも北上します。スギ花粉が北上してホッとするのも束の間で、桜の花が満開になる頃にはヒノキの花粉が飛んできます。東京では4月初旬から中旬くらいまでが飛散のピークとなるそうです。こちらも気を付けましょう。

今日は暖かな春の陽気となりました。明るい春の日差しを浴びて桜の蕾もほころびだしました。東京の桜満開予想は4月1日頃のようです。待ち遠しいですね🌸

それでもまだまだ冷えにはご用心を。中脘(ちゅうかん)へのお灸で冷えを改善しましょう。

おへそから指5本分上がったところです。胃の中央辺りになります。冷えは胃腸の機能を低下させて身体全体を冷やしてしまいます。内臓を温めると胃腸の働きが回復し身体全体を温めてくれます。