防寒と保温で冷えを防止

大雪(たいせつ)本格的な冬の到来で寒さも厳しくなります

12月7日の「大雪」から、暦の上では本格的な冬を迎えました。山々は雪で覆われ、平地にも雪が降り積もるようになり寒さも厳しくなります。また、年の瀬を控え慌ただしい日が続くようになり、知らず知らずのうちに疲労が蓄積される頃です。

この時期、自然界の生き物は活動を控え、エネルギーを身体の内側に蓄えますが、人は季節を問わず活動を続けるため、寒さ対策として暖房を使って生活環境を整えます。ただし、防寒がうまくできないと身体に蓄えているエネルギーを無駄に消耗してしまい体調不良に陥ってしまうことがあります。

エネルギーを蓄える保温と栄養

冬を元気に過ごすには、エネルギーの浪費を避けることです。寒さで身体が冷えると 風邪をひいたり、手や足が冷えて関節が痛んだりします。また、寒いところへ急に出ると心臓に悪い影響が出ます。 防寒対策をしっかりとして身体を保温しエネルギーの蓄えに努めましょう。

保温のポイントとしては、気温の影響を受けやすく冷えやすい首・手首・足首を温めることがポイントです。3つの首は皮膚が薄く動脈が近くを通っています。そのため首が冷えると冷たい血を全身に運び、身体を冷やしてしまいます。反対に、この3つの首を温めると温かい血が流れ、全身の血行を促すことにつながるのです。

また、内側からも身体を温めるように、温かい栄養のある食べ物を積極的に摂るようにしたいですね。ただし、身体を温めるからと辛いものを摂りすぎると汗をかいてしまいます。沢山汗をかくと身体が冷えてしまいますので摂りすぎには注意しましょう。

身体の冷えに効果的な鍼灸治療

冷えによる不調は、寒い時期には長期化することがあり常に不調を抱えることになってしまいます。冷えによる、肩こり、腰痛、関節の痛み、膝の痛み、胃腸の不調、足のむくみ、肌荒れなどは身体を温めることで改善が期待できます。年末は、何かと忙しい時期ですが、ほんの少し息抜きを兼ねて身体を温める効果に即効性がある鍼灸治療を是非お試しください。

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