夏に関節が痛むのは・・・
冷房で冷えすぎると関節や古傷が痛くなる
関東地方では例年より早く梅雨が明けてしまいました。
本格的な夏がやってきた途端に、高温注意報も続々と発令され、今年の夏も異常な暑さになりそうです。
その暑さに負けない日々を送るための暑さ対策としてすぐに浮かぶのが、冷たいものの摂取、薄着、冷房などです。
しかし、この暑さ対策が過剰になると身体を冷やす原因になってしまいます。
夏の冷えは、一般的には女性に多くみられますが、どこにでも冷房のある世の中になり男性でも夏の冷えに悩む方が増えて来ているようです。
身体の冷えは血流を滞らせ、だるさや痛みを引き起こします。
痛みの中では、頭痛、関節痛、古傷が痛むという症状が表れます。
そして、この時季の台風とともに降る雨も要注意です。「湿邪」の影響で体内の水の巡りが悪くなり身体が冷えて痛みを引き起こすからです。
古傷が痛むと雨になるという話はよく聞きますが、
痛みを予測できることは、いいような?悪いような?
・・・いえ、よくはないのです。痛みが出るだけでなく大きなストレスにもなるからです。
病は気からというように、身体と心が繋がっていることがよくわかります。
自然に逆らわずに
汗をかくのが嫌で冷房の効いた部屋でじっとしている。
思い当たることはありませんか?
夏は汗をかく季節です。自然の流れに逆らわずに上手に汗をかくようにしましょう。
もちろん、急に激しいスポーツに挑戦したり、炎天下での運動をお勧めするわけではありません。
運動だけでなく汗をかく方法はいろいろあります。
食事ではカレーがお勧めです。香辛料のきいた料理は血行を促し代謝を高め身体を温めます。
また、半身浴や足湯は下半身の冷えを解消するのと同時にリラックス効果もあります。
鍼灸院では
鍼灸治療は血行を促進し、内臓の働きを活性化して身体の中から冷えを解消します。
痛みやだるさの緩和には即効性がありますのでおすすめです。
そして何よりリラックス効果もありますので日ごろの疲れも取り除くことができ、心身ともにリフレッシュができます。
身体の不調は、症状がひどくならないうちに対処することをお勧めします。