花粉症の緩和に「紅ふうき茶」と「鍼灸」

施術後には、季節に合わせた飲み物を・・・

今月に入り、新しい飲み物が加わりましたので、ちょっとご紹介します。

紅ふうき茶・・・もうみなさん、ご存じのお茶ですね。花粉が飛ぶ季節になると花粉症でお悩みの方が増えます。この時季に合わせていろいろと飲み物をご用意していますが、紅ふうきは花粉症の症状を緩和するといわれ、最近人気のある緑茶の一種です。

べにふうきには渋味成分であるカテキンのうち、花粉症に有効なメチル化カテキンが他の茶類より多めに含まれている事が発表され、注目されるようになりました。


●メチル化カテキンが花粉症対策に良いのはなぜ?

人体には外部から入ってくる病原菌などを排除してくれる「免疫」という機能があります。 大変重要ですぐれた機能ですが、時として過剰に反応してしまうことがあります。これがアレルギーです。
アレルギー疾患にかかると「lge抗体」が生まれ、「ヒスタミン」という物質を放出します。 これがつら~い鼻水やくしゃみの原因です。
アレルギー疾患に好影響があるといわれているメチル化カテキンはヒスタミンの元である「lge抗体」そのものに影響してくれるのです。
数少ない限られたお茶にしか含まれておらず、飲むとすぐに違いを実感できるのもメチル化カテキンの大きな特徴です。


●花粉症に有効なストリクチニン含有
べにふうきには、「アレルギーの初期の反応を抑制する物質」であるメチル化カテキンと共に、もう一つ重要な成分「ストリクチニン」が含まれております。
「ストリクチニン」とは、抗アレルギー成分であり、アレルギー症状の原因となる抗体の産生を抑制する物質です。
このストリクチニンが、花粉症やアトピーなどのいわゆる「アレルギー症状」に対して改善効果をもつのです

お茶の福本園HPより抜粋

鍼灸治療は花粉症に効果的

近年、鍼灸治療が花粉症にも効果があると注目を浴びています。鼻づまり、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの不快な症状を緩和する効果があるといわれていますが、何より、鍼灸治療の目的は体質改善にあります。

継続的な治療を行い、身体の調子を整えることでアレルギーに負けない身体に変えていくのです。特に不調を感じている方は、ぜひ一度お試しください。

今日は、二十四節気の「雨水(うすい)」。暖かくなって、雪が雨に変わり草木が芽生え、農耕の準備をする目安となる頃です。雨上がりには花粉の飛散量が増えますので花粉症対策をしっかりとしてお出かけください。