「ふはりお灸講座」3月8日は ”ミツバチの日”

ハチミツの歴史は古く、スペインのアルタミラ洞窟の壁画にハチミツの採取風景画が残っていて、これは紀元前1万8000~1万5000年も前に描かれたものだそうです。

※世界遺産 アルタミラ洞窟の壁画

日本では、643年に百済の太子余豊が大和三輪山で養蜂した記事が「日本書紀」に見られます。当時は食用というより神饌用や薬用として使用されていたそうです。

長い歴史の中で、ハチミツは食用以外にも、薬用(外傷、内服)、化粧品、食材として重宝されてきました。

最近では、土地開発によって野山が減り、それと同時にレンゲなどの密源植物が減り国内での生産も大幅に減少しました。現在、販売されているハチミツはほとんどが輸入品に頼っている状況です。

ハチミツは花の種類や風土で味が違い、日本で生産されるハチミツはくせが少なく、風味がきめ細かいそうで人気商品として注目されています。

ハチミツが、健康食品としても注目を浴びていますが、栄養価が高く老化防止や代謝アップに役立つという優れものです。

その効能とは・・・★豊富なビタミン類とポリフェノールが肌を保湿して美肌を作ります。★胃の不調の解消に。

★殺菌効果があります。 ★傷の治りを早めて傷跡を目立たせなくします。 ★疲労時に素早く体力を回復させます。スポーツ時の定番、はちみつ漬けレモン(ハチミツに唯一不足しているのがビタミンCだそうです。)を思い出しますね。

★整腸作用があり便秘解消にも役立ちます ★動脈硬化の予防 ★二日酔いの予防と解消等・・・栄養価の高さに驚かされます。毎日少しづつ摂取していきたい食品です。

お休み前には、ハチミツ入りホットミルクがおすすめです。疲労やストレスを和らげて体調を整えてくれます。

身体のためにも加熱していないものや添加物のない純粋な天然ハチミツを選びましょう。参考:日本養蜂協会、健康情報サイトから

 

ハチミツ入りホットミルクを召し上がる前に、太白(たいはく)へのお灸をどうぞ

足の親指の付け根の側面のふくらみをなでるとへこみがあります。

胃の不調、便秘、肌荒、疲れやだるさの解消に効果があります。週の半ばです。体調を整えて1週間を乗り切りましょう!!