夏の不調「手足の先が痛い・しびれる」

冷えが原因

冷房の効いた室内で長時間過ごしていると、手足の先の冷えや痛み・しびれなどを感じることがあります。

人の身体は冷えを感じると、身体の中心にある内臓を温めようとして血管を収縮させます。すると、 血の流れが滞って身体の末端にまで酸素や栄養が行き届かなくなり、手や足先が冷たくなっていきます。このように冷えが痛みやしびれの原因となるのです。また、夏バテや疲れなどで自律神経のバランスが崩れていると、さらに血の巡りが低下し冷えの症状が深刻になります。

手や足先の冷えの症状

冷房のある生活に慣れてしまったせいか、身体が冷えているという自覚のない人が多くみられます。手や足先のしびれや痛みを経験して初めて冷えに気付くことがあるのです。冷えが原因の痛みやしびれは、温めると症状が緩和されるので、自分でできる手足のマッサージ(手首、足首を回すしたり、指のストレッチをするだけで効果があります)や入浴などで手足や身体を温めて血の巡りを促すようにしましょう。また、身体全体を冷やさないように気を付けることも大切です。

いつまでも痛みやしびれが改善しない場合や、おかしいと感じたら、念のために医療機関での受診をお勧めします。

鍼灸治療で冷えを改善

生活の中でよく使う手や足先は、痛みやしびれがあるととても気になる場所です。冷房などの冷えによる不調は温めることがポイントとなります。鍼灸治療では、不調のツボを刺激して血流を促すことで手足を温め、痛みやしびれを改善します。同時に身体全体の冷えの改善にもつながります。身体を温める温活については、鍼灸治療の得意とするところです。治療法は、鍼・お灸・ラジオ波温熱機などがありますので、ご相談の上ご利用ください。

料金は、どのコースも60分 8,640円(税込)。90分コースは12,960円です。