ぎっくり腰には安静が第一です
朝起きたら腰が痛くて動けない。急に腰が痛くなったそんな経験はありませんか?
今年の春は、腰痛の患者様が特に多いように感じます。特に急な腰痛(ぎっくり腰)で来院される方が多くいらっしゃいます。まだまだ、寒暖差の大きい時期です。自分が思っているより身体が冷えて筋肉が緊張状態に陥っていることもありますので、腰に負担のかかる急激な運動や、朝晩の冷えには気を付けましょう。
急な腰の痛みには温める?冷やす?
急な腰の痛み(ぎっくり腰)には、安静が第一です。しかし、強い痛みを何とかしたいときは、温める、冷やすどちらが効果的なのでしょう。
この温めると冷やすを間違えてしまうと腰痛を悪化させてしまい、症状が長引いてしまうことがあります。腰の痛みは温めると勘違いされがちですが、慢性的な腰痛と違って、急な痛みのときは冷やすのが正解です。ただし、冷たすぎる氷で冷やすのはNGです。ちょっとひんやりしますが、市販の冷湿布がお勧めです。そして、痛みが治まったら、次は患部を温めるようにします。これは、腰を温めて血流が滞らないようにするためです。どちらかよくわからない場合は安静にしていることが大事です。
ぎっくり腰には安静と鍼灸治療
鍼灸治療では、腰回りの血流を改善して身体の冷えや痛みを取り除きます。一時的に腰の痛みは改善されますが、しばらく無理は禁物です。ぎっくり腰は繰り返すことがありますのでやっかいです。しばらくは冷えや日頃の姿勢に気を付けて安静にお過ごしください。
今週末は、お花見日和だそうです。防寒対策をしっかりしてお出かけください。