寒い日は姿勢に気を付けて

立春が過ぎたとはいえ、風が冷たく寒い日が続きますね。

人は寒いと感じると、身体を丸くしがちですが、これは、筋肉が収縮するときに作られる熱で体温を維持しようとすることと、身体を縮こまらせることで身体の体表面積を小さくして、熱を放出するのを防ごうとすることからです。ほとんどの人が無意識のうちに行っている動作だといえます。

ただ、このような動作を続けていると温まる効果がある反面、筋肉は縮んで固くなります。そうすると、神経が筋肉に挟まれ圧迫されてしまいます。

こうして、肩こり、腰痛、背中の痛みなどが引き起こされてしまうのです。

寒さに負けずに、背筋を伸ばして胸を張って歩いてみましょう。姿勢を良くして、颯爽と歩くと気分も晴れやかになりそうですね。

鍼灸治療で身体の自然治癒力を引き出す

それでも寒さで身体のあちこちが辛いときは、鍼灸治療に頼ってみましょう。

鍼灸治療は、ツボ(経穴)を刺激して気血の流れを改善し、不調を緩和していきます。鍼灸師がその人にとって治療に最も有効なツボをみつけて施術をします。ツボを刺激することで、自律神経を整え、新陳代謝を活発にしていきます。

その結果、筋肉の緊張が緩和され、血行も促がされて、肩こりや腰痛の痛みを改善することができるのです。

また、人が本来持っている自然治癒力を高めていくので、身体を健康な状態に回復させて病気の予防にも効果を発揮します。

施術時間は60分が基本です。リラクゼーションを兼ねた90分コースもありますので、スタッフにご相談ください。