今日は「大暑(たいしょ)」。蒸し暑い夏に負けないために

そろそろ梅雨明けです

暦の上では、今日7月23日は「大暑」。長かった梅雨が終わりをつげ、青空の広がる、暑い、暑い夏が始まる頃です。雨の影響で肌寒い日が多かった7月でしたが、これから一気に気温が上がります。急激な気温の変化に惑わされないように身体をしっかり整えておきましょう。

水分を取りすぎると胃腸がダメージを受けます。

冷たいものを過剰に摂取すると胃腸が冷えて、消化機能が低下します。また、「湿邪」が悪さをするこの時期は、身体の水はけが悪くなり余分な水が身体の中に溜まりがちになります。冷えや余分な水の影響で胃腸がうまく働かなくなると、いわゆる夏バテのような、むくみや倦怠感、食欲不振などの症状が表れます。

旬の夏野菜で体調を整える

ビタミン・ミネラル・カリウムなどの栄養素をたくさん含むトマト

野菜は旬の時期が一番おいしく栄養価も高くなります。夏野菜に多く含まれる水分やカリウムは、発汗で失われた水分を補給し、身体の内側にこもった熱や老廃物を排出させて、体温を下げます。また、太陽をいっぱい浴びた色鮮やかな野菜は食欲を増進させ、豊富なビタミン類がからだの調子を整えます。

旬の野菜は、その時期に不足しがちな栄養を多く含んでいますので、毎日でもとりたい食べ物です。

暑いときもお灸で体調を整える

暑いときに身体が温まるお灸は、ちょっと・・・と思われる方も。

知らずに冷えてしまった身体が鍼灸治療によって温たまります。じわっと身体が温まる人、汗が噴き出して止まらない人などそれぞれですが、余分な水や老廃物が外に排出されているので、施術後には身体がすっきりします。体調がよくなると自然と心も落ち着いてきます。

当院では施術着をご用意しています。治療でお洋服が汚れることはありませんのでご安心ください。