ゴールデンウイーク明けの不調は五月病かもしれない

「肝」の機能が正常でないと心身のバランスが乱れます

東洋医学では、春は「肝」と大いに関連があるといわれています。「肝」は全身に気血を巡らせて体と心のバランスを保つ働きがあります。頑張りすぎたり過度のストレスを感じるとこの「肝」のバランスも崩れてしまうことになります。

4月に乗り越えた環境の変化や忙しさで頑張りすぎてしまった身体はとても疲れています。

不眠・だるさ・やる気が出ない・気持ちが沈む・イライラする・めまいや動悸がする・首や肩が凝る。このような症状が表れたら五月病を疑ってみましょう。

連休が明けて、やる気を出そうにも出ない、身体がだるいといった状態が続くと気持ちが沈んでしまいますね。

連休で怠け癖が付いたのかもしれない、もう少し様子を見よう。と放置しておかずに早めに「肝」のバランスを整えて健康体を取り戻すようにしましょう。

気分転換が一番!!

今のもやもやした気分を忘れることができるのが最善の対策です。

趣味のある人は自分の好きなことをやってみましょう。

音楽を聴いたり、散歩をしたり、買い物をする。等、身近にできることからトライしてみましょう。

また、運動をすることは、身体と心の緊張を緩和するため、ストレス軽減に効果があります。思い切って汗をかくくらい身体を動かしてみましょう。

鍼灸治療で体調不良を改善

身体の中で停滞している気血を、正常に身体全体に巡らせるには、鍼灸治療が力を発揮します。個人差はありますが、即効性のある効果でリピートされる方も増えています。

最近では、東洋医学が大きく注目されていますが、このような身体の不調に効果を発揮するのも東洋医学の強みです。

辛い症状は引きずらずに、早めに鍼灸治療をお試しください。