晩婚化に伴う出産年齢の高齢化

出産年齢の高齢化

現代は、社会で活躍する女性が増える一方で、

晩婚化が進み同時に出産年齢も高齢化しています。

それに伴い不妊に悩む女性が増えているのです。

 

体外受精件数が過去最高

医療の進歩は目まぐるしく、先進医療の導入が進み体外受精が右肩上がりに増えています。

日本産婦人科学会がまとめた体外受精の調査結果が新聞に掲載されました。

2015年に行われた体外受精の件数は42,4151件で過去最多を更新し、

赤ちゃんの約20人に1人に当たる51,001人が生まれたとのこと。

*不妊治療を受けた女性の4割が40歳以上だった。

2015年に体外受精をして出産に成功した女性の割合は11.7%

○出産に成功した女性を年齢別にみると・・・

  • 30歳   21.5%
  • 35歳   18.4%
  • 40歳     9.1%
  • 42歳     4.5%

40歳、42歳での妊娠は、他と比べて成功率がかなり低くなっています

○治療で妊娠したが流産してしまった割合

  • 30歳   16.5%
  • 35歳   20.1%
  • 40歳   34.6%
  • 42歳   45.9%

不妊治療は今後も増え続ける可能性が高いと考えられています。

「より早い時期に不妊治療を受けられるよう、子育て支援、経済的援助などを充実していく必要がある」(埼玉医大石原教授)

参考:2017年9月12日(火)福島民友【共同】掲載記事より

 

鍼灸治療で妊活を

妊娠しやすい身体作り、新しい命を宿す健康な身体作りも

早いうちからの取り組みが大切になってきます。

鍼灸が、妊活に取り入られるようになったのも安心して受けることができる治療のひとつだからです。

また、鍼灸治療による不妊治療の成果も多々報告されています。

不妊治療を受けている方は並行して鍼灸施術を行うことになりますので

医療機関でご相談のうえご来院ください。