「ふはりお灸講座」5月14日は母の日です

花屋さんの店先にカーネーションがずらっと並びました。近頃はカーネーションの種類も多くなり色鮮やかです。

お母さんへ感謝の気持ちを込めて贈られるカーネーションたちはどれも美しく咲き出番の準備が整っています。

母の日と言えばカーネーションですが、カーネーションは江戸時代初期にオランダから伝来したと言われています・

ところで母の日の行事はいつ頃からあったのでしょう。日本の母の日はもともとアメリカから伝わったもので、始まりは20世紀初めの今から100年ほど前になります。

母の日はアメリカ・ウェストヴァージニア州に住むアンナ・ジャービスの母を想う心から生まれました。アンナは母が亡くなった2年後の1907年5月12日にウエストバージニア州のグラフトンの教会で母を偲んで追悼会を行いました。そこでアンナは母が好きだった「白いカーネーション」を参列者に配ったそうです。

アンナの母を想う心に感動した人たちからアメリカ中にこの行事が広がり、1914年には当時のアメリカ大統領のウィルソンが5月の第2日曜日を「母の日」と定めたそうです。カーネーションの花言葉は、「女性の愛」や「純粋な愛情」などです。参考:いい日本再発見。日比谷花壇公式サイトから

その母の日を日本で広めたのが森永製菓だそうです。不思議なつながりですね。

昭和11(1936)年、森永は各団体に協力を呼びかけ、「母の日中央委員会」を設立した。翌年には「母をたたえる歌」を募集し、「第1回 森永・母の日大会」を豊島園で盛大に開催。ポスターの貼ってある菓子店で招待券を配り、20万人ものおかあさんを無料で招待した。出典:森永・母の日大会/森永ミュージアムから

現在でも20万人を招待する行事というのは聞いたことがないように思います。どちらにしても凄いことですね。因みに今年の森永製菓の母の日キャンペーンは、「母の日には、ビスケットで気持ちを伝えよう」キャンペーンを展開しています。参考までに(*''▽'')

母の日のイベントはどこでも大盛況ですが、6月18日の父の日もどうぞお忘れなく。

そして、少し変わったところで、母の日はお灸でお母さんに日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

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合谷のツボは、人差し指と親指の骨が交わるあたりのくぼみの骨の際にあります。やや人差し指よりで押すと圧痛があるのでわかりやすいツボです。指で優しく触れてツボを探しましょう。