「ふはりお灸講座」二十四節気 ”穀雨(こくう)”
今日から立夏(5月4日頃)までが二十四節気の「穀雨(こくう)」。穀雨は字の通り、地上の全ての穀物へ降り注ぐ、春に降る雨のことです。穀雨はしとしとと降る優しい雨のイメージがありますが、今週は、春の嵐や真夏日の日など目まぐるしく変わるお天気に振り回された週でした。
ご近所ではつつじやハナミズキの花が咲き始めました。春の雨が降るたびに花の彩が変わり草木はますます緑濃くなっていきます。
白いハナミズキ
ピンクのハナミズキ
雨がそれほど多い時期ではありませんが、今年は雨が少なく水不足が心配される地域もありますので少しまとまった恵みの雨が待ち遠しいですね。
柏屋さんのふわとろな「豆大福」。美味しいおやつをいただいて今日も元気に過ごせます。
穏やかで過ごしやすい気候ですが、どうも顔色がさえないという方は、お灸でツボを刺激して明るい顔色へと導きましょう。ただし、顔へのセルフお灸は火傷の恐れがありますのであまりお勧めはできませんのでどうしてもという方は鍼灸師にご相談ください。
三陰交(さんいんこう)へのお灸で身体の血行を促しましょう。
内側のくるぶし中心から指4本上がったところ。骨の後ろ側にあり押すと圧痛があります。
全身の血行を促して冷えやむくみ、内臓の不調を改善します。また、気力がない時やイライラした時にも効果的です。