「大暑」一年を通して最も暑さが厳しい時期です。

毎日うだるような暑さが続きますが、皆様夏バテなどは大丈夫でしょうか?

今年は、7月23日(日)から8月7日(月)までが二十四節気の「大暑(たいしょ)」の期間です。

名前の通り大いに暑く一年を通して暑さが最も厳しい時期です。

気象庁によると今週は10年に一度くらいの高温の日が続くそうです。

今までよりもっと暑くなるそうですので、これまで以上に暑さ対策に気をつけたいですね。

冬病夏治(とうびょうかち)

冬病夏治(とうびょうかち)とは、冬にかかりやすい風邪や関節痛、冷え、喘息などの不調を夏の間に予防して罹りにくくするという意味があります。

一年で最も暑い時期に身体の冷えを外へ排出し、外気の影響を受けにくい健康な身体作りができるように毎日の過ごし方に気をつけたいですね。

この時期、身体を冷やさないことがとても重要です。

適度な汗をかく

この暑さでは外へ出かけるのも命がけになってしまいますが、エアコンの効いた室内で一日中過ごしていると毛穴が閉じて汗をかくことが少なくなり、体内に老廃物や水分が溜まって身体が冷えてしまいます。

そのまま、秋から冬へと過ごして行くと冷気や寒さで冷えが強まり、外気に影響を受けやすい身体になってしまい風邪を引きやすくなります。

一日のうちで涼しい朝や夕方に外へ出て外気に触れ、少しでも汗をかく機会を作りましょう。

室内でのストレッチなど軽い運動もおすすめです。

また、入浴もおすすめですが、熱いお風呂に入るのは危険です。汗をかかない程度のぬるま湯にしましょう。

旬の野菜、果物で熱を冷ます

この暑さです。どうしても冷たいものが欲しくなります。

ただ、過剰に摂取すると身体が冷えて体調不良を引き起こします。

そんなときには、夏の旬の食べ物がおすすめです。

夏野菜や果物には水分やカリウムを豊富に含まれていて、身体にこもった熱をクールダウンする作用があります。

スイカ・キュウリ・ナス・トウガン・トマト・セロリ・トウモロコシ・インゲン豆‥レンコンなどを上手にとりいれましょう。

冷えによる不調は鍼灸で改善

身体がだる重い、疲れが取れない、胃腸の調子が良くないなど夏の冷えによる体調不良が続いているときは

当院へご相談ください。

鍼灸施術は冷えの不調改善にとても効果があります。

予約制ですのでお一人ずつ丁寧に施術をいたします。