今年の春は花粉の飛散量が非常に多いそうです
花粉の飛散量が前年の2,1倍
気象庁から発表されている2023年の花粉飛散予報によると、花粉の飛散量が多いのは、関東、東海、近畿、四国と発表されています。
関東甲信地方は、例年の2倍、前年の2,1倍になるそうです。気温が上がって一気に暖かくなるとジャンジャンと花粉が飛んで来るということですね。昨年の夏、気温が高く雨の少ない日が続いたことで多くの花粉が形成されてしまったようです。
東京では、スギ花粉は2月から飛び始めピークは3月いっぱい続きます。また、少し遅れてヒノキ花粉が飛び始めピークは4月上旬から1ヶ月近く続きますので春は要注意ですね。例年、花粉症に悩まされている方は早めの対策がポイントになりそうです。
花粉症の症状
水のような鼻水、くしゃみ、鼻詰まりが花粉症の主な症状です。他にも目や喉のかゆみ・異物感なども表れます。また、これらの症状が起こると集中力の低下、だるさ、寝不足など日常の生活に大きな影響を及ぼすことがあります。
花粉症対策
一般的な注意事項として、睡眠を良くとること、生活習慣を保つことは、正常な免疫機能を保つために重要です。風邪をひかないこと、お酒の飲みすぎに気をつけること、タバコを控えることも鼻の粘膜を正常に保つために重要です。
厚生労働省公式サイトより
つまり身体を健康な状態に保つことが花粉症対策の基本ということです。
花粉に触れないような環境が望まれますがなかなか難しいですね。
医療機関で症状が出る前に予防のための治療を早めに始めることが良いようです。
鍼灸治療で花粉症を改善
東洋医学でいう「虚証」という体質の人が花粉症にかかる人に多く見られます。
「虚証」は一般に疲れやすく、冷えに弱く胃腸が弱いなど虚弱体質な人が多い傾向にあります。また、慢性的な症状を訴えることが多くありますが、病気になっても症状の出方は比較的穏やかです。
鍼灸治療では、この「虚証」を改善しながら免疫力を上げて花粉症にかかりにくい体質に改善します。
体質改善の他にも、花粉症に効果のあるツボを刺激して鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状を抑える効果もあります。
なにより一部の薬の治療のように眠くなることがないので生活や仕事に支障を与えることもなく安心です。
鍼灸治療も早めに始められると効果が増します。