陽差しが身体に及ぼす影響
梅雨入りしてから、それほど雨が降っていないような気がしますが、
時折スコールのような大雨になったり雹やあられが降ったりと不安定な天気が多く見られるのが最近の梅雨の傾向となってきました。
この時期は、雨が降らなくてもどんよりとした雲の多い天気が続き、なんだか気分もスッキリとしないことが多くなります。
太陽の陽差しは幸せホルモンをつくる
人が日光を浴びると、「セロトニン」の分泌が活発になります。
セロトニンは、脳を活発に働かせストレスに効能のある神経伝達物質の一つです。
やる気や幸福感につながる脳内の神経伝達物質の9割であることから「幸せホルモン」とも呼ばれています。
雨や曇りの日が多く陽差しの少ない今の時期は、このセロトニンが不足することによってイライラしたり気分が落ち込んだりと精神的な不調を引き起こすことが多くあります。
セロトニンの分泌を促すには
1,リズミカルな運動を行う
ウォーキング、ジョギング、サイクリング、食事の際の咀嚼など一定のリズムを繰り返し刻む運動がセロトニン分泌を活性化すると言われています。
2,睡眠
常に高度な働きをしている脳には、十分な休養が必要です。睡眠不足になると、脳の働きが低下してしまい心身にストレスが現れます。ストレスは、セロトニンの量を減らす原因となります。
3,楽しいことを経験する
ポジティブな思考や、感動して涙を流すこともセロトニンの分泌を促すと言われています。
好きな映画や音楽、小説などに積極的に触れて楽しいことを経験してみましょう。
心の不調を鍼灸治療で改善する
季節によって様々なウイルス、細菌、外邪が身体に悪影響を及ぼします。
また、忙しい世の中になり、心にストレスを抱えることも多くなります。
鍼灸施術は、心と身体のバランスを整え、身体に本来備わっている免疫力を上げる効果があります。
免疫力のアップは身体だけでなく心の不調改善にも効果があります。
当院では、外邪に負けない健康な身体作りのために、患者様一人ひとりに沿った治療方法を行っています。
不安なことや心配な点など有りましたら遠慮なくご相談ください。