春は感染症が流行しやすい季節

春は、一年のうちで冬に続いて感染症が流行する季節といわれています。

春に感染症が流行する原因は?

朝晩と日中の寒暖差や黄砂、花粉などの影響で免疫力が低下しやすく感染症にかかりやすくなります。

また、新生活が始まり、多くの人と接触する機会が増えることや、忙しい年度末から年度初めの時期でもあり身体が疲れて免疫力の低下を招くことも原因の一つです。

春の流行する主な感染症は?

ウイルス性の発疹症

麻疹(はしか)・風疹:全身に発疹

おたふく風邪:耳やあごの下が腫れて痛む。

水ぼうそう・リンゴ病:頬に赤い湿疹と水膨れがみられる。

呼吸器や胃腸の感染症

一般的な風邪:熱・咳・鼻水・頭痛など

インフルエンザ:発熱・咳・倦怠感・下痢や腹痛

ノロウイルス・ロタウイルス:激しい下痢・嘔吐・軽い発熱

百日咳・マイコプラズマ肺炎:長引く咳

ウイルス感染症にかからないためには

・手洗いとうがい:ウイルスは手を介して感染することが多いため石鹸を使い流水で洗う。

・外出時:マスク着用。人混みを避ける。

・加湿:乾燥しているとウイルスが長く滞在しやすくなるため、加湿器を使って室内の湿度を50%~60%に保ちウイルスの活動を抑える。

・予防接種:受けられる予防接種は受けておく。

・ストレスを溜めない:ストレスは交感神経を優位にし、免疫機能を低下させるため、適度な運動や趣味の時間を取り入れてリラックスできる環境を作る。

・十分な睡眠:睡眠不足が続くと免疫力が低下して感染症にかかりやすくなる。寝る数時間前にゆっくりと湯船に浸かったり、ストレッチなどで身体をリラックスさせる。

・早めの休息:不調を感じたら無理をせず早めの休息を取るようにする。

・免疫力を高める食事をとる:

腸内環境を整える発酵食品は免疫機能の向上作用がある。(ヨーグルト、納豆、みそなど)

ビタミンC を多く含む食事は、抗酸化作用・免疫細胞の活性化作用がある。(ブロッコリー、柑橘類、いちごなど)

免疫細胞をサポートするビタミンDを摂取する。(鮭、いわし、さんま、きのこ類など)

おかしいと思ったら医療機関を早めに受診する

熱や咳、のどの痛みや倦怠感が長引くとき。

下痢や嘔吐が続いて水分が取れないとき。

体調不良は疲れやストレスのせいと自己診断をしない。

高齢者や持病のある方は重症化する場合があるので早めに受診する。

何かと忙しい4月はゆっくりと休みを取るのも難しい時期ですが、ウイルス感染症に罹患していると周囲に感染が拡大することもあります。また、無理をすると長引いたり重症化することもありますので体調不良の時は思い切って体を休めるようにしましょう。

免疫力を高める効果がある鍼灸治療でゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめです。

感染症にかからないように体調を整えて春を楽しみましょう。