黄砂の飛来

黄砂の飛来
今週は日本列島に広範囲で黄砂の飛来が確認されました。風も強く花粉の飛散と重なって体調を崩した方も多かったのではないでしょうか。
黄砂とは

黄砂は、ユーラシア大陸内陸部の乾燥・半乾燥地域で強風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。
黄砂はほぼ年間を通して日本列島に飛来していますが、特に 2 月頃から増加し始め、3 月から 5 月にピークを迎えます
黄砂へばく露することによって、呼吸器疾患や循環器疾患等、人への健康に影響があることが近年報告されています。
健康への影響



黄砂の影響で最も多いのがアレルギー症状です。眼のかゆみ、くしゃみ、皮膚のかゆみなどが報告されています。
スギ花粉の飛散と黄砂の飛来の時期が重なるため、スギ花粉症の方は注意が必要です。黄砂の飛ぶ日は不要な外出を控えることで症状を軽減させることができます。
また、黄砂飛来後の呼吸機能の低下が小児に多く見られることも報告されています。黄砂による喘息入院についても、小児と高齢者への影響が大きいとされています。また、喘息など呼吸器疾患を有する者だけでなく、成人の非喘息患者においても黄砂の濃度が高いほど咳が出ることが報告されています。
日頃から最新ニュースをチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
外出時の注意

外出時の注意点は花粉症対策とほぼ変わりません。
顔のサイズにあったマスクをして黄砂に触れないように気をつけましょう。メガネや帽子なども効果的です。
不要な外出は避けるようにしましょう。
外での長時間の運動を控えましょう。
洗濯物は外に干さないようにしましょう。
室内にいるときは、窓の開閉は極力減らすようにしましょう。空気清浄機の活用もおすすめですが、機種によっては黄砂に対する除去効果が異なりますのでご家庭の機種を確認しておきましょう。
気象庁から発信される黄砂情報をこまめに確認して対策をしましょう。