一年を通じて寒さが最も厳しい頃です。冷えと乾燥に注意しましょう。
二十四節気「大寒」七十二候「水沢腹堅」(さわみずこおりつめる)。沢の水が厚く張りつめる頃です。寒さや乾燥の影響で体調を崩すことが多くなります。
一年間での最低気温が記録されるのもこのころです。冬の寒さによる冷えは身体に大きく影響を及ぼし不調を招きます。また、空気が乾燥するとウイルスの水分が蒸発して軽くなり長く空気中に留まることになります。その時に、乾燥で弱ったのどの粘膜がウイルスを防御できず、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかってしまうのです。風邪や感染症は、鼻やのどから感染することが多いので、手洗いやうがいをまめに行うようにしましょう。
自律神経の乱れが体調不良を引き起こす
一方、感染症のような病気にかからなくても、身体の冷えが原因で体調不良を招くことがあります。冷えの影響で身体の動きを調整する自律神経がバランスを崩してしまうのです。それに加えて、忙しかった年末年始が自律神経を乱す原因の一つとなっていることがあります。多忙によるストレス、睡眠不足、お酒を飲む機会が増えたことによる胃腸への負担など、様々なことを引きずってしまい体調不良を引き起こしてしまうのです。
身体の冷え、顔のほてり、だるさ、疲れが取れない、イライラ、月経痛、肩こり、便秘、頭痛など 、不調は身体全体に現れます。
鍼灸治療で身体を温める
最近では、東洋医学が注目され、健康増進や病気を予防するために鍼灸院を利用される方が増えています。病気でないが不調が続くという方は是非一度鍼灸治療をお試しください。ツボへの刺激で血の巡りを促し、冷えた身体を温めます。身体が温まることによって不調が改善されるのです。
また、当院では、「ラジオ波温熱機(ラジオスティム)」による治療も行っています。近年では、プロスポーツ選手の身体のケア、美容エステなどで使用され、多方面から好評を得ています。
ご要望があれば、鍼灸治療と併せてお顔や全身に「ラジオ波温熱機(ラジオスティム)」の施術もお試しいただけます。追加料金などはかかりませんのでスタッフへお気軽にお申し出ください。