中秋の名月・十五夜
今夜は晴れ。お月見を楽しみましょう
今日は中秋の名月・十五夜です。
天気も良く綺麗な月が見えそうですね。
中秋の名月といえば9月15日というイメージがありますが、
実際は毎年日が違います。
今年は10月4日なのです。
旧暦の秋は7月から9月です。
ということは、秋のちょうど真ん中【中秋】が、8月15日になります。
旧暦と新暦では約1か月のズレがありますので、現代では9月15日前後にあたります。
今年の中秋の名月は10月4日なので、日数にかなりのズレがありますね。
旧暦の日数調整
旧暦は1年が354日。
旧暦は月の満ち欠けを基準としてひと月の長さを決めていたため、実際の1年間の日数より11日少なくなってしまいます。
これをそのままにしておくと、どんどん暦と季節のズレが大きくなり生活にも不都合が生じてしまいます。
そこで、この誤差を調整するための1か月「閏月(うるうづき)」を設けたのです。
3年に一度閏月を差し込んで1年を13か月として日数の調整を行ったのです。
今年は、3年ぶりに閏月が6月に差し込まれました。
つまり、6月が2回あったことになります。
2017年旧暦では1年が384日になります。
そのようなことから中秋の名月が10月までずれてしまったのです。
十五夜お月さん
月が満月かほぼ満月に近く美しい日は、新月を一日目として15日目にあたる日とされています。
お月見が十五夜というのはそこから来ているのですね。
ただ、十五夜が必ず満月には当たらないのです。
中秋の名月の今日も満月でなく、6日が満月だそうです。
では中秋の【名月】といわれるのは?
一年のうちで最も月が美しく見えるのがこの時期だからです。
秋は、空気が乾燥しているため、空は澄み渡り月もひときわ輝きを増します。
また、この時期は月を愛でるのに程よい気候ということもありお月見が定着したようですね。
夜空を眺めて月のうさぎを探してみましょう
夜は気温が下がって寒くなりそうです。
暖かくして秋の夜長を楽しみましょう。