「ふはりお灸講座」お茶のパワー💪
静岡新茶をいただきました。香りを楽しみながらゆっくりと時間をかけてお茶を味わうとホッとしますね。
新茶の季節にはお茶のことに詳しくなってお茶のパワーを再確認しましょう。
お茶は日本茶、中国茶、紅茶の3種類に分かれます。何れもツバキ科に属する同じ品種の樹の葉からつくられていますが、製造の違いによって大きく3つに分類されます。
その中でも今が旬の緑茶には健康に良いと言われる栄養豊富な成分が多く含まれています。そのお茶の成分が緑茶の味を決める渋み・うまみ・苦みの元となるのです。
代表的な成分の「カテキン」は、ポリフェノールの一種で昔からタンニンと呼ばれてきた緑茶の渋みの主成分です。日光をたっぷり浴びた茶葉にはカテキンが豊富に含まれているそうです。
「緑茶を多く飲む人ほど血中コレステロール値が低い」という調査結果がありますが、これは緑茶に含まれるカテキンが、食事中のコレステロールの吸収を抑えるためだと考えられています。
また、カテキンを食事とともに摂取すると、脂肪の吸収を穏やかにするといわれています。ということは、ダイエットの強い味方ですね。
「カフェイン」(苦み成分)は、脳の中枢神経に働きかけて眠気を防ぎ知的作業の能力を向上させるそうです。その為疲労も回復されてリフレッシュができるのです。また二日酔い防止、利尿作用にも効果を発揮します。カフェインは日光を少ししか受けていない玉露などの高級茶に多く含まれます。
うまみ成分の元の「テアニン」は、アミノ酸の一種でお茶の葉特有の成分です。テアニンはお湯にとても溶けやすいので独特のうまみや甘みが出ます。テアニンには脳の神経細胞保護作用やリラックス作用があることが実験からも分かっているそうです。テアニンは日光を遮って育てられた玉露やかぶせ茶などに多く含まれています。
「ビタミン類」は人の必須栄養素ですが体内では作ることができません。お茶には豊富なビタミンが含まれているので手軽に摂取することができますね。皮膚や粘膜の健康維持、動脈硬化予防に効果があるそうです。
お茶全般に含まれている「サポニン」は血圧低下作用、抗インフルエンザ作用があります。
その他にも優れた成分が含まれ、虫歯防止、消臭作用等の効果もあるそうです。参考:伊藤園お茶百科。夏への扉~八十八夜から
週末のお出かけで足腰が疲れた時には湧泉(ゆうせん)へのお灸を。
新陳代謝を促しむくみを取ります。足の裏の指を曲げた時に凹む場所中央にあるツボです。湧泉は身体にエネルギーを与えてくれます。